火ノ国銀行 第2弾! パニックバンク

錆びた組織が行員を壊す!!
頭取に私物化され不祥事件や自殺が相次ぐ地銀で、無抵抗なエリート行員たちはパニック寸前。内部炎上する「火ノ国銀行」、待望の第2弾ついに刊行!2011年11月30日、全国書店にて発売!
著者:中村 仁
●サイズ 四六判 282頁 定価/1,500円(税込)
ISBN978-4-87462-070-0
有り得ない、と思う出来事が銀行で起きている。
元頭取で現在は常任顧問の男が自分の娘婿を頭取にして、死ぬまで自らの意のままに銀行を操ろうと企んだ。自分に逆らう者は支店へ左遷したり、クビにする。役員も文句を言えば翌日から席はない。息の詰まるような行内ではイジメや自殺が多発。やりたい放題の常任顧問と娘婿に誰も逆らうことはできなかったが、ただ一人だけ彼らに反抗した男がいた。第1弾ではその戦いを描き、大きな反響があった。なぜなら、それは地方銀行で起きた本当の出来事をモデルに描かれていたからである。
今回の第2弾では、娘婿が新頭取となった経緯とともに、以前にも増して苦しむ行員と、そこから這い上がろうとする行員の姿を描いている。頭取にさせるために何年もかけて計画し遂行した常任顧問の行動は、「有り得ない」と誰もが思うだろう。そして行員の苦しみは人ごととは思えないだろう。だが、これも事実!? 組織の中で自分の意思を貫くことの難しさ、悪いことを悪いと言えない難しさを、本書はありありと描いている。特殊な世界と思っていた銀行が、実は日本人の弱さを象徴している場であるのように思えてくる。
著者:中村 仁
前作『火ノ国銀行』の情報はコチラ! ⇒ http://kisaragibook.com/shousetuhinokuni.htm



一般図書(文芸)