舞台音響技術概論 改訂版

監修:半田健一
●B5判 407頁 定価 3,900円+税
ISBN 978-4-87462-062-5
舞台音響のすべてを網羅
ホール・劇場等の音響業務に従事する方々のために、音響理論から最新技術までを実務レベルでまとめた、まさに「座右の書」。
■改定にあたって
日本には、劇場・ホールが2000館以上ありますが、音響に携わる人たちが座右の銘にするようなマニュアルが存在しない。それならば私達で創ろうではないか、そう呼びかけてできたのが「舞台音響技術概論」でした。
著者はすべて現場で仕事をしてきた人で構成しよう。最初に決めたことはこのことでした。学識経験者から見たらおかしなことがあるかも知れないが、現場に必要な知識に徹しよう、これがきっかけでした。
また、劇場・ホールで仕事をするときには音響以外のことは知らないでは済みません。舞台、照明、映像、関連法規も知っていなければなりません。そのほかにも演劇の知識、音楽の知識、企画の立て方など現場では要求される場面に多くの人が遭遇しているはずです。そんなことを包括した本にしようと欲張った意欲に呼びかけて、各項目の著者たちは熱意を燃やしました。そうして手造りの本が出来上がったのでした。(略)
舞台音響に携わる人が心得ておかなければならない基本については、どんなに時間を経ても変わりはしません。そうして版を重ねてきましたが、細部では、特に音響に関しては多くのアナログの機器がディジタル化してきていますし、エンタテインメントなど時流の変化があってそれも無視することもできない、そういう配慮から「舞台音響技術概論」改訂版を作ることにしました。(半田健一)
目次
1.劇場・舞台美術概論…小石新八
舞台芸術の種類
劇場・舞台美術の沿革
舞台美術の定義
舞台装置の機能
舞台装置の構成要素
舞台装置の設計
舞台装置の様式
舞台における簡易装置(シンプル・セット=Simple Set)
舞台衣装
舞台化粧
その他の催物の種類
2.劇場・舞台技術概論…小石新八
劇場の定義
劇場の種類と形式
舞台の定義
舞台機構
幕類(Draperies)
3.舞台芸術創造の過程…岡本 実
企画会議
スタッフ会議
スタッフ
稽古の手順
4.舞台照明…田中恒雄
照明の基礎
照明創造への基調
光学と色彩学
照明設備
照明プラン
各種催物に対する照明使用技法
追補 舞台照明の現在
5.音響の基礎…半田健一
電気一般の基礎
音についての基礎知識
電気音響機器
ディジタル・オーディオ技術
音響測定
室内音響
楽器を中心とした音楽の基礎
6.ホール音響運用の実際…鈴木久利・半田健一
SRの意義
打ち合わせと準備
SRテクニックの実際
ポピュラー音楽SRの一般的な注意事項
邦楽のSR
演劇,ミュージカルのSR
大衆芸能
ホール用SR設備の望ましい形
7.映像技術概論…坂本通夫
はじめに
放送方式
映像信号の基礎
VTR
ビデオの編集
映写機
8.ホール・劇場等に関する法規…中村 勇
1.建築基準法と消防法等
2.高所作業安全基準等
3.衛生管理
9.舞台用語集


